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放出Once井藤が縮毛矯正についてわかりやすく書いてみた!

どーもおそらく日本で1番放出と言ってるんではないかと思う僕です。

今日は放出の、いや、放出関係ない。
今日は縮毛矯正というメニューについてわかりやすく説明出来たらと思います。

まずよくストレートパーマと混同されがちなのですがストレートパーマと縮毛矯正は全然別物です。
ストレートパーマとはパーマを取る為のメニューです。
縮毛矯正は癖を取る為のメニューです。
ストレートパーマで癖は取れません。マシにもなりません。
縮毛矯正は傷むからストレートパーマにしたいと言われたりするのですがそれはまた違う勘違いがあります。メニュー名は〜ストレートとなっていてもアイロンで真っ直ぐにされてたらそれは縮毛矯正です。ダメージ度合いもやり方に寄るところが大きいので名前だけのストレートに惑わされないように。

さて今日は2種類の髪を使って3種類の薬剤を比べてみました。
まずこちら
ブリーチした髪を想定した毛束です

とこちら
黒髪です。実験用にお客様から提供頂きました。

それぞれの髪にHとSHとLと書いてあります。
これがつける薬剤の名前です。
それぞれ薬剤のパワーが違います。
パワーが大きければ大きいほど髪の負担は増えます

一応Hが普通、SHが強、Lが弱 い薬の想定です。
それを塗り分けていきます

これは実験なので時間は全て同じに設定しました。20分です。
薬剤を流して乾かす前の状態です。


乾かす前やばいですよね( ;´Д`)HとSHはビョーンて伸びてちぎれ放題です。これは前のブログで言った親水性になっているんですね。実際なかなか乾かなかったです。
親水性とは?
その時のブログはこちら

そしてSHの20分後がこちら。ガビガビでやばい状態です。
これ、アウトです。こうなったらもう髪は戻りません。何をやってもこの状態です。

Hの20分後がこちら。これもまぁまぁガビガビです。SHよりはマシな感じ。

Lの20分後がこちら。ガビガビにはなってないけど乾燥して広がっている感じ。

ブリーチした毛に薬剤を塗布した結果。
HとSHは薬剤のパワーが強すぎて髪が死んでしまった(ここでの死んでしまっているとは髪は元々死滅細胞なので死んでいるのですが、もう美容師が何してもなんとか元に戻す事が出来ないくらい髪を傷めてしまっている状態を言います)
通称ビビリ毛と言います。こうなってはダメ。
Lは全然マシですが、それでも多少傷んだ印象です。

黒髪の方は全てガビガビにならなかったので写真では分からなかったのでここではスルーしました。

ちなみにこの写真HとSHなのですがこの後Once黄金シャンプーで洗ってみました。
画像では手触りが伝わらないのが残念ですが見た目よりツルツルしてます。ツヤも増しました。
髪としてはダメですが切れない場合は黄金シャンプー良いです。

黄金シャンプーって?はこちら
お薬を流して乾かしてアイロンをしていきます。
SHの結果。
熱に耐えれなくてちぎれました。

Hの結果。毛先に多少ガビガビがありますがなんとか真っ直ぐになりました。

Lの結果。毛先まで真っ直ぐになりました。

並べたらこんな感じ。わかりやすいですね。実際この髪に縮毛矯正すらならLより弱い薬剤を使いますね。

黒髪は一気に。全部真っ直ぐです。強いて言えばLはナチュラルな感じですかね。

【まとめ】
ブリーチ毛に矯正をかけるのはあまりないですが傷んだ髪は想像以上にお薬に敏感です。今回は3種類の薬剤を比べてみましたがOnceでは実際の営業ではお客様の髪のダメージに合わせてもっと細かく薬剤を使い分けています。
薬剤のパワーは強すぎても弱すぎてもダメです。
ぴったりのものを選びます。
黒髪の結果を見てもらうとわかるのですが全部真っ直ぐですよね。
全部まっすぐなるなら出来るだけパワーがない薬剤の方が髪への負担はないので良いですよね。
でもお客様は見た目ではわからないですよね。強い薬剤でしたのか弱い薬剤なのかは。
こういう違いは髪が伸びた時に出てきます。
強い薬剤を使ったストレートは時間とともに毛先が傷んできます。弱い薬剤でやった方は伸びた時にもサラサラです。

なのでOnceではお客様の髪質やダメージ度合いに合わせて薬剤を決めます。髪に一番負担のかからない程度の薬剤を使い分け結果は最高になるように努めています。
これがOnceの流儀です。

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